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​"森のこめら・会津"の最新の出来事です !!
  "第2回 あいづめぐるフェスタ"に参加しました

 活動予定でお知らせをした "第2回 あいづめぐるフェスタ" にワークショップ講師として参加させていただきました。​詳細はブログでのご報告となります。是非ご覧ください。

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■管理人Blog 「第二回 あいづめぐるフェスタ !!」

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  "第42回 東北自然保護の集い"に参加しました

​ 東北6県の自然保護団体が一堂に集まり、活動や情報を共有し、親睦を深め、各地へのアピールを行うこの集いは、各県持ち回りで今年福島県が担当でした。11月11~12日の2日間、大玉村の「アットホームおおたま」で開催され、とても有意義な時間を過ごすことができました。

 

 アットホームおおたまは、国道4号線から安達太良山に向かう道の途中にある。「日本で最も美しい村連合」に加盟し、さらに「ふるさと景観保護条例」や「太陽光発電設備との調和に関する条例」を制定している大玉村の観光拠点として、村内外から多くの人々が訪れている。今回は村長さんと産業建設部長さんが来て下さり、部長さんは夕食まで参加して下さいました。また、日本自然保護協会の担当の方が全行程参加され、様々なアドバイスを頂くことが出来ました。

 

 今年の集いのテーマは「再生可能エネルギーとの共存を考える」。東日本大震災、原発事故以降、あっという間に何百基とできた風力発電は、現在もびっくりするほどたくさん計画されています。

 人間を含む全ての命をはぐくむ日本中の山や海が、巨大な風車の林立によりすっかり景観が変わってしまった。そんな中、「再生可能エネルギーと言いながらこんなに環境を破壊していいのか?」「これは本当に必要で、地元の為になっているのか?」「結局大企業が儲けているだけではないのか?」と疑念を抱いた市民が立ち上がり、ここ数年各地で計画撤回が増えました。

 今回の集いでも、撤回した事例、撤回したいと頑張っている事例がいくつも紹介されました。昨年会津でも「会津大沼風力発電」とやらがいきなり40基の計画を発表し、私たちや多くの人の反対意見が行政を動かし、計画は撤回されたという経緯があります。

 

 太陽光発電も同じ。山を切り崩し、木を伐採してメガソーラーを作ることがエコになるのか、というところで大玉村でも「調和」を考える条例ができています。村として「大規模なメガソーラーは大玉村の景観とは調和しませんよ」と発言するのはとても難しいことだと思うが、敢えてそれを実行しているのは素晴らしいと思います。

 

 1日目の発表を終えた後の夕食、懇親会もとても盛り上がりました。

 しばらくの歓談の後、各県毎に一人ひとりの思いを披露。皆さんの、素晴らしい東北の環境を後世に残したい、という熱い思いが伝わり、心がつながれていきました。

 

 原発事故で悲惨な思いをした福島県は、再生可能エネルギーの施設をどんどん増やそうとしています。その中で風力発電やメガソーラーがだめなら、じゃあどうすればいいのか、という問題にぶつかります。

 2日目の話し合いでは、原発事故対応を含めて、

・風力発電全てに反対なのではなく、環境上問題のあるところには作らない。

・収益を優先する企業論理に翻弄されることなく、住民の同意をきちんと得な 

 がら小規模な地産地消を前提にする。 

・ネイチャーポジティブ(自然の回復)に貢献する。

等のことを踏まえた再生可能エネルギーを、というアピールを出すことになった。そしてアピール文が完成したら国や県、市町村等に送り、また各グループの判断で要望書も送ることとなりました。

 

 今回様々な資料作りや会場、宿泊の手配、村や自然保護協会とのやり取り等ほとんどすべての作業を担当された「自然観察の会ふくしま」事務局の高橋さんには、本当に頭が下がります。ありがとうございました。

 また、はるばる青森や岩手、山形、宮城から参加された皆様、そして福島の皆様、素敵な2日間をありがとうございました。来年は山形で開催となります。 

 アピール文が完成するのがとても楽しみです。

​(森のこめら・会津 代表 片山 玲子)

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左 会場のアットホームおおたま

​右 大玉村長さん

​私たちの活動母体"日本自然保護協会"職員さん

左 東北六県から集まった活動団体の発表

​右 森のこめら・会津の代表が司会を務めました

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​第55回 高橋の虫送り開催します !!

起源には諸説ありますが、昔人が農耕のために、そして生きるために殺生をせざるをえなかった自然界の「いのち」への鎮魂と供養、そして五穀豊穣への祈りを込めて行われてきた「虫送り」行事。


私たちの暮らす会津美里町尾岐地区でも町指定民族重要無形文化財「高橋の虫送り」として継承されて来ました。


今年は私が、本事業保存会の会長を託されました事もあり、この場をお借りして、今年度開催のご案内させていただきます。

しかしながら、何処の地方、地域でも同じ状況ですが、地域特有の伝統文化事業の継承、存続が、過疎化と少子高齢により危ぶまれています。

7月19日(水) の夕開催します。興味のある方、是非一度ご来場ください。
尚、私は本部席におりますのでお気軽にお声がけください。

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※地区の子供たちの歌う虫送りの歌とスライドショー・ムービーがYoutubeにアップされています。

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